投稿者:伊藤桂子
【新年を迎えるお正月行事をする理由】
お正月は新年の神様『年神様』をお迎えするための行事で、年神様は元旦に各家庭にやってきて
新年に幸せをもたらすとされています。
そのため、年神様を迎える準備として大掃除で清め、お正月飾りでお迎えする準備をします。
【お正月に飾る縁起の良いお花】
*松
お正月に飾る門松やしめ縄飾りに使われる松。
松は歳神様の依り代となり、邪気を払う重要な役割があります。
1年中葉を落とすことのない常緑樹の松は、冬でも常に葉を青々とさせていることで
「不老長寿」「永遠の若さ」「子孫繁栄」という意味もあります。
*竹
竹は成長が早く、まっすぐに育つため生命力の強さと輝かしい未来を象徴しています。
しなやかな竹は強風でも折れず、柔軟性を意味します。
折れない心と強い身体ともに健康に一年を過ごせると言われています。
*梅
厳しい寒さの中で、他の花に先駆けて1番に花を咲かせることから春を知らせる花として
「出世」「開運」の象徴とされています。
その生命力の 強さから病気を避ける花、長寿を願う縁起の良い花と言われ、
赤やピンクの梅は「艶やかさ」、白の梅は「気品」という意味を持っています。
年賀状のイラストや、ポチ袋など、お正月シーズンは様々な場所で梅を目にする縁起の良いお花です。
*胡蝶蘭
胡蝶蘭は、お花の形が蝶々のように見えることから「幸福が飛んでくる」「幸運が舞い込む」と言われ
縁起が良いとされています。清潔感のある真っ白の胡蝶蘭は華やかで、お正月だけでなくお祝い事にも多用されます。
*菊
邪気を払い長寿の効能があるとされ、桜に並ぶ日本の国花でもある菊は
「菊を飾ると福が来る」と言われお正月には欠かせないお花です。
菊は天皇の御紋に使われるほど品格があり高貴な花で、「不老長寿」の意味もあります。
*南天
「難を転ずる」から「南天」という意味が縁起の良い木とされています。
*しめ縄
しめ縄の由来は、古事記に書かれた天照大神の神話だと言い伝えられています。
その昔、岩戸にこもった天照大神を神々が連れ出した際「もう岩戸に入らないように」と岩戸にしめ縄をつけたそうです。
しめ縄を玄関に飾るのは、年神様を迎える準備ができている家だということを表しています。
しめ縄が結界となり、不浄なものが中に入らないようにする魔除けの意味もあります。
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◉お正月のしめ縄を飾る最適な日や、いつまで飾ったらいいの?
などお正月飾りに関する疑問はこちらへ
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それでは、新しい年も
自然の力を宿す、縁起の良いお正月飾りで清々しい年をお迎え下さい。
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